みんな愛の歌に背つかれて
与えるより多くを奪ってしまうのだ
キリンジを数年振りに聴いたら、この数年をこの曲がなくてどうして過ごせてたんだろうと自分で自分を疑った。実際、耳が全身についてないと追い付かないくらい世の中に曲が多い
↑書いてる最中に活動休止が発表されて笑い泣き……いい子にして待ってるね。2020/1/31
本日をもって地獄とおさらばであります。
1年間死闘を繰り広げてきたが、今にして思えば、私の人生はきちがいからの逃亡劇だ
母親から、クラスメイトから、教師から、先輩から、顧問から、父兄から、上司から、同僚から、友人から、男から、女から、自分から。
泣きながらしっぽ巻いて逃げて、思ってる事の半分も言い返せやしない。うまく言えない。
反論を作る過程で、それを発した後の相手の表情が、見たことないのに鮮明に思い浮かぶ。
こんな怖い顔をするだろう、こんな憎い気持ちになるだろう、それを想像して、胸が一杯になって、言葉より先に涙が出る。悔しくてたまらないのに、他人の挙動が怖くてしかたない
時間が早く過ぎることを優先して、理不尽な言葉にも曖昧に頷いてきた。
吃りが酷かった頃は、もはや根暗専用の文化みたいで嫌だけど、やっぱりノートに自分の気持ちを書き殴った。なにも変わらないまま、でもあの頃よりは言い返せるようになったけど、やっぱり逃げる。逃げ癖は治らない。学校にさえ行けないお前の逃げ癖は、一生治らない、何者にもなれない、お前のような人間が社会のゴミになる、そう罵られた日々を思い出す。そうだ、私はきっと一生逃げる。社会にとってどうかは知らない。「あなたにとって私はどうでしたか」一度も聞けなかった。今だって聞かない、聞いてあげない。母や大人や、きちがいたちに奪われたもの、未だに数え終わらない。
逃亡直前はいつも同じ事を考えてる。
「私でなければうまくやれたんだろう」「私じゃなかったら皆満足だったろう」「私はなんだろう」「どうして私だったんだろう」「他の誰かになれたら」
真剣に向き合う、真面目に取り組む、それが正しいと思った、公平だから。平等だから。公正だから。私にはそれがすべてで、他人にはそうでないことがほとんどだ。損をしたり馬鹿を見てもそれでいい、こうしたいからしてると思ってた。 違った、これしかできない。「ちゃんとしてる」それしかのうがない。苦しい。また笑って誤魔化した。嫌いな男に「いつも楽しそうだね」と言われ、虫唾が走る思いがしたのに、私が返したのは「楽しいですよ、いつも」馬鹿
相手も同じヒトなので嘘なのは伝わってるはずだ
何者にもきっとなれない、それでもいいから、“別のところへ行きたい”絶望しながら、笑っちゃうけど、最近わかったのだけど、そんなのおかしな話だけど、この期に及んでと思うかも知れないけど、私はなぜかいつも希望に満ちてる。
「逃げるが勝ちだ」と笑ってくれる人に出会えた 嬉しい みんな愛してるけど1人で頑張るね
まだ生きたい、逃げ切ってやる