熱したって冷めたって同じ夜
音楽など、芸術や文化や人間に身を捧げてる人は多いがそれらにとってのなにかになれる人間は少ない、というかほとんどなりえない
誰のものでもないから誰からも欲しがられるし自分のものだと錯覚しやすい
「嫌いなもので自分を語るな、好きなもので語れ」みたいな詭弁を信じてはならない と思う
「好きなもの」だって己ではないし
己ではないもので己を語ることは図々しいとさえ思ってしまう、ほんとうに好きならなおさら
ほんとうに好きってなに?
それでもなにかやだれかに狂っちゃってる人を見ると羨ましくて仕方ない 私と私以外には果てしない距離がある これが自分のスタンスの良さで悪さであることは知ってる
私と私以外には果てしない距離がある なのに私以外の全部は密接してて仲が良い気もする
10代のころ まだだれかの1番になりたい?と聞かれたことがあって、相手は同い年の綺麗な女の子だったんだけど、なりたいし、それもあんたのだよ とはとても言えなくて、つらかったことがいまだに忘れられない