正しい正しくない好き嫌い

2019年、逆ギレが公式化されてしまい気が立っている

気分を害した者は好きに罰していいらしい

 

 

 

たぶん小学4年生の頃だ まだ体罰に対する意識が低い頃 体育教師がやんちゃな男子をスリッパで思い切り叩いた時、スパーンという音が体育館でよく響いていたので覚えている 

 

その日の学年集会はゲストを招いた大掛かりなもので遅刻が厳禁だった それなのに私はお友達とふざけるのに夢中で体育館に到着するのが遅れてしまった 集会は始まっており中にいれてもらえず、私たちが2年生のころ新任教師として入ってきた若い女の先生に扉の前で説教を食らっていた

生意気なクソガキだったので「なんで急がなかった!」という叱責に対して「だから走ってきました」と口答えをしたら「威張って言うなよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」と7億の声量で言い返されたのだった 

 

え、急いだほうが良かったんじゃないのかよ……………………?なんで怒鳴ってんだ………?みたいな疑問と納得のいかなさでいっぱいになってしまったけど、このとき急いだのか急いでいなかったのか弁明するのではなく遅刻に対する反省をすべきだったのだとわかったのは結構大きくなってからだし、7億の声で怒鳴られたのは先生に嫌われていたからだという気づきも大人になってからようやく得た

私は本当にクソガキだったのだ

 

 

大人も大人、いい歳になってきて、今、こういう昔の私の様な人間に苦しめられている 因果応報と言えるのか あの頃は良かった と思ったことはこれまで一度もないが7億の声で嫌いな人間に怒鳴る事はこの人生で一度きりもないだろう